WORKS / PowerShot PICK

PowerShot PICK

思い出フォトグラファー

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思い出フォトグラファー。キヤノンの自動撮影カメラ

Canon PowerShot PICK プロジェクトムービー(CM+インタビュー)

What we think(隠れたキーワード、ビジュアルの開発)

人物に追尾し自動で画角を調整。しかも撮影までカメラが判断して写真と動画を撮影するという製品。開発された方が自分が普段見ている子供の表情と、自分がカメラで撮った子供の表情に違いを感じ、もっと子供の自然なキラキラした表情を撮るために開発したことから、表現するシーンとして「日常でありながら自分ごとに感じれるシーン」を表現すること。そしてキャストの方々が自然な表情であることが重要なため、親交があっていつも本当の家族のように会話をしているモデルの方々をキャスティングしました。

  • KeyVisual

Strategy & Insight(ターゲットの持つ集合的無意識を可視化)

子供の表情は当然毎日輝いていますが、よりスムーズに感情移入できるように、「こういう時の表情がイキイキしてる」と思い当たるシーンを子供がいるメンバー中心に選び出しています。また親が残しておきたい子供の写真や映像とは単純に良い表情というわけではなく、その子供の個性が出ている表情や仕草だったりするので、笑顔だけでなく個性のある表情や親子間の関係が見えるカットで構成しています。カメラというとついつい写真の方に目がいきがちですが、PICKは動画も自動で撮影してくれるため、同じシーンの写真をコンマ違いで配置することで映像も意識する構造にしています。

Inside Story(ウラバナシ)

映像のシナリオや製品のメリットをフカボリするために、デモ機をお借りしてディレクター、フォトグラファーで何日か使わせていただきました。子供たちはPICKに馴染むのも早く、面白い写真・映像が撮影されていました。その撮影素材をチームで見ながら打ち合わせしているときは、家族をさらけだすみたいでちょっと恥ずかしがっていましたが、本当に自然な表情だったので生っぽくて恥ずかしかったのかと今は思います。
デザイナーの方が仰っていた、この機能・性能をこの小さいサイズに落とし込んだ設計の皆さんを尊敬しているという言葉が印象的でした。

Client:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
Creative direction:北原成憲(マクアケ)
Art Direction / Produce:内田雄太(LOFIDESIGN INC.)
Page Direction / Screenplay / Text Writing:坪田宗久(LOFIDESIGN INC.)
Movie Direction/Edit:ヌマクラマコト
Movie Operation:折井康弘
Movie Operation:田中仁志(TANSU)
Photograph:谷内啓樹
Hair and makeup:佐藤加奈子(AURA)
Styling:TATSU(AURA)
Model:中野絢介 / 佐々木綾香 / あずさ

やり慣れていない仕事も、大好物です。

こんな仕事やったことある?
おまかせを!
が、日常です。
頼まれるままにいろいろ経験してきました。
無理難題、まずはぶつけてみてください。